Lifestyle

圧倒的な吸水量を誇る、超吸収型サニタリーショーツ『Bé-A〈ベア〉』に注目!

WOMAN

# BeA , # サスティナブル , # フェムテック , # フェムテックアイテム , # 髙橋くみ ,

女性の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」は、日本でも近年さまざまなアイテムやサービスが展開されています。中でも日常的に使いやすく、その期間の女性のQOLを上げる吸水ショーツは、手に取ったことがあるという方も増えているのではないでしょうか。今回は、超吸収型サニタリーショーツの開発に取り組むBé-A Japan代表取締役COOの髙橋くみさんに、こだわりの詰まったショーツ製作への想いを伺いました。

メイドインジャパンの超吸収型サニタリーショーツで女性を幸せに

「日本で一番女性を幸せにする会社」というビジョンを掲げ、2009年よりCEOの山本未奈子さんと共にビューティーやファッションなどの事業を多数展開してきた髙橋さん。アメリカを拠点に活動をしている中で、下着そのものが液体を吸水する吸水ショーツの存在を知ったと言います。
髙橋さん「アメリカでは2014年頃から吸水ショーツの販売を開始していました。繰り返し洗って使えるサスティナビリティの高さは魅力的ですし、替え忘れによるモレの失敗やゴミが溜まっていくことのストレスも減り、憂鬱な期間が快適になることは間違いないと感じました。自分もアメリカで製品を購入して試してみましたが、吸水力の低さや耐久性などでいささか不安な面も。それなら、自分たちでより良いものを作ってみようと考えたのが『Bé-A〈ベア〉』のスタートです」。
BeAシグネチャー ショーツ 
日本はとても清潔で、細やかな技術を持った職人の多い国。確かな技術のある日本で、信頼できる製品を作りたいと決意します。半年ほどかけてパートナーとなってくれる工場を探し、20件以上を尋ね、ようやくベビー用肌着やシニア向け尿漏れ下着などで国内屈指の技術を持つ工場に出会いました。そこから商品化に至るまでは2年ほどかかったと言います。
髙橋さん「衛生意識の高い日本人にとって、1日穿きっぱなしにしていることの抵抗感や、洗うことの手間を感じるのではないか、昼間は良くても横に寝た時に漏れてしまうのではないか、など、使っていく上でさまざまな悩みが想定されました。試作を重ねるごとにその悩みを一つずつ解決すべく、どんどんショーツの機能が増えていきましたね」。

一般的なショーツがおおむね5〜6工程で縫製されているのに対し、『Bé-A〈ベア〉』のショーツはなんと30以上の作業工程を経て、職人の手によって一枚一枚丁寧に作られています。
2020年に国内最大のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募ると、多くの女性たちから1億円以上の支援が集まり、この年のプロダクト賞にも選ばれました。
髙橋さん「とても多くの反響をいただき、女性たちの期待の高さを感じました。その期間中のストレスから解放し、1人でも多くの方に快適な日を提供できるよう、発売後も改良を続けています」。

『Bé-A〈ベア〉』こだわりの超吸収型サニタリーショーツの特徴は?

そうして開発されたのが、『ベア シグネチャー ショーツ』です。現在販売されているのは、ブランドのアイコンとなる『ベア シグネチャー ショーツ 02』、多い日・夜用の『ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ』、ジュニア用『ベア ペティート シグネチャー ショーツ』の3種類。

ボクサーショーツ型の安心感のある作りで、S〜3Lまでの5サイズを展開しています。ジュニアラインは140〜160の3サイズ展開。いずれもぴったりサイズでの着用が推奨されているため、サイズに迷われた場合は小さめがおすすめとのこと。

商品の主な特徴は、

①吸水量が日本No.1(*1)

『ベア シグネチャー ショーツ 02』の吸水量は約120ml(*2)。多い日の平均量が30〜50mlと言われる中、およそ3〜5倍の吸水量を実現しました。5層のテクノロジー構造による吸収体は47cmのロング仕様で、横漏れ防止テープも付いています。
多い日・夜用の『ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ』の吸水量はなんと約150ml(*2)。吸収体の面積も通常商品より1.5倍(*3)になり、寝返りや姿勢の変化もカバーします。

*1:日本に流通する主な吸水型サニタリーショーツ13品において(2021年4月一般社団法人カケンテストセンター調べ)
*2:公的検査機関のデータをもとに算出
*3:ベア シグネチャー ショーツ 02と比較して

②洗いやすい&乾きやすいセパレート設計

ショーツ本体と吸収体の生地が離れるように縫製されており、吸収体だけをすすげるので、洗いやすく乾きやすい構造になっています。さらに、抗菌・防臭加工でムレやニオイも軽減。水がきれいになるまで3〜4回もみ洗いをした後、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗ってOKなので、お手入れも簡単。100回洗濯を繰り返しても吸水量が保たれます。


③お腹周りの「ぬくもり設計」
1秒間に1兆回振動する電磁波「テラヘルツ波」を放出するテラヘルツ鉱石をパウダー化し、お腹部分に触れる生地へプリント。2枚重ねの生地でおへそまですっぽり覆い、冷えやすいお腹を包み込む温もり設計です。

④おしゃれで環境に優しいパッケージ
スタイリッシュなパッケージには、古紙100%を使用したリサイクルペーパーや森林認証紙を使用。環境にも意識を向けたサスティナブルな選択を可能にしました。

ブランド名『Bé-A〈ベア〉』に込められた想い

髙橋さん「『Bé-A〈ベア〉』というブランド名は、“人生も世界も、望めば変わる”、少年だけでなく少女にもそんな夢を抱いて欲しいと想い、『Girls Be Ambitious』から名付けました。フェムテックはまだこれから認知が広がっていく発展途上の分野。『Bé-A〈ベア〉』のこともまずはもっと知ってもらいたいと考えています。これ一枚穿くだけで憂鬱な日のストレスが軽減され、普段通りに過ごせる喜びを感じることができると思います。女性たち一人ひとりの“最良の選択”となるよう、これからも挑戦を続けていきます」。


▶︎女性の健康課題を解決する「フェムテック」とは?

髙橋くみ

株式会社 Bé-A Japan 代表取締役COO
1975年生まれ ロンドン大学ユニバーシティカレッジ・哲学部卒業。
外資系映画会社、外資系アパレル会社を経て、2009年に山本未奈子と共にMNC New York株式会社を設立。「日本で一番女性を幸せにする会社」をビジョンに掲げ、ビューティーブランド「SIMPLISSE/シンプリス」、ファッションブランド「CALLi /キャリー」、ヘアアクセサリー事業、スパ事業の運営など多数の事業を展開する。美容関連だけでなく「女性が日常的に抱えている生理の問題」にも着目し、2020 年 5 月には、女性が抱える悩みをテクノロジーで解決したい、と立ち上げた新ブランド「Bé-A/ベア」を扱う「株式会社 Bé-A Japan」を設立。「ベア シグネチャー ショーツ」は、サステナブルでなおかつ日本の高度な技術を利用したフェムテック商品である。
2 児の母であり、1 年の半分を日本と家族の居るアメリカを行き来しながら過ごす。また共同経営者の山本同様、シングルマザーに育てられたこともあり「ジェンダー平等」と「女性のエンパワーメント」には人一倍の関心と持論を持つ。


Text&Edit:Maiko Mizusawa 
(最終更新日:2021年9月15日)


この記事が気に入ったらシェア!:

一覧を見る