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ウイルス対策に!免疫システムを整える『塩豚ごろごろジンジャースープ』のレシピ

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気温が下がり、冬の訪れを感じるこの頃。寒さで体調を崩しやすい季節だからこそ、しっかりと免疫システムを整えておきたいものです。今回も「体の内側から整える、ライフスタイルとしての漢方」を提案している漢方スタイリストの吉田揚子さんから、健やかな日々を過ごすための漢方ごはんを教わります。

寒い冬は免疫システムを整えて

体調管理の話題でよく耳にする「免疫」とは、体外から侵入した細菌やウイルスなどを監視し撃退する人間の自己防衛システムのこと。漢方では、免疫に関係する臓腑は「肺」と「腎」であるとしています。

」は、呼吸によって全身に「気」をめぐらせて「血」や「水」を行き渡らせる役目をもっています。「気」には病気の原因が体内に入り込むのを防ぐ「防御作用」や、体を温めて体温を維持する「温煦(おんく)作用」、血液循環や新陳代謝を促進する「推動作用」などの免疫に関わる働きがあるため、「肺」の活躍で「気」が体の隅々に行き渡り、私たちの元気が支えられているのです。

また「肺」は「大腸」と密接に関係する臓器でもあり、「肺」の乱れは「大腸」にも影響してきます。「大腸」には人間の免疫細胞のおよそ7割が集まっているので、「肺」にトラブルがあると「大腸」に影響して免疫システムをダウンさせる可能性がありますし、「肺」が健やかであれば「大腸」も健やかになり、免疫システムが整ってきます。

もうひとつの免疫に関係する臓器である「」は、生命エネルギーを蓄え、成長や発育、生殖に関わる重要な臓器。「腎」が健やかであれば、私たちの体に備わっている自然治癒や防御機能もきちんと働きます。
漢方は、病気にならないように日々の養生で予防していくことが得意なので、この「肺」と「大腸」そして「腎」を養生することが、免疫システムを整えていく上での重要なポイントです。免疫システムを整えて、ウイルスに負けない体づくりをしていきましょう。

今回は「腎」を補う豚肉の塩漬けを使い、生姜ニンニクネギ唐辛子などの「肺」を補う辛味食材を加えたスープにしました。寒い日でも体がぽかぽか温まりますよ。

『塩豚ごろごろジンジャースープ』の作り方



材料(2〜3人分)
■塩豚(前日準備)
・豚バラ塊肉 400g
・天然海塩 適宜

■スープ
・水 600cc
・生姜 2〜3枚(スライス)
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ナンプラー 小さじ1
・醤油 小さじ1
・もやし 1袋
・長ネギ 1/2本(輪切り)
・椎茸 2個(スライス)
・黒こしょう 適宜

■トッピング
・糸唐辛子 適宜
・枸杞の実 適宜

(1)
前日準備:豚肉全体の表面にまんべんなく天然海塩を塗る。




(2)
豚肉をキッチンペーパーで包んでラップをし、一晩以上冷蔵庫で寝かせておく。これで塩豚の下準備が完了。
毎日キッチンペーパーとラップを交換すれば、そのまま冷蔵庫で3〜4日保存可能。




(3)
圧力鍋に水、生姜を入れて加熱。沸騰したらさっと洗って塩を落とした塩豚を丸ごと入れて蓋をし、加熱する。圧が上がったら火加減しながら高圧で8分加圧して急冷する。
圧力鍋がない場合は、普通の鍋を20分ほど弱火にかけて、肉に火が通るまで茹でてもOK。(肉を丸ごと茹でることで、旨みを閉じ込めるのがポイント)






(4)
肉を取り出し、2㎝角にカットする。




(5)
茹で汁は濾して鍋に戻す。


(6)
(5)の鍋を火にかけ、カットした塩豚、鶏ガラスープの素、ナンプラー、醤油、もやし、長ネギ、椎茸、黒胡椒を入れ、中火で10分煮る。




(7)
器に盛り付け、枸杞の実と糸唐辛子をトッピングして完成。


今回のキー食材

豚肉:「腎」を補い、加齢による気血不足対策に
生姜:体を温めて胃腸を整え、「肺」を補う
枸杞の実:「肝」と「腎」と「肺」を補い滋養強壮&老化予防に

温かいスープで免疫システムを整え、寒い冬に負けない体を作りましょう。
塩豚は食べたい時にさっと茹でてカットすれば、パスタや炒め物などにもアレンジできて便利です。

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プロフィール:吉田揚子(よしだ・ようこ)

漢方スタイリスト。2010年に「きたかまくら日々響(hi bi ki)」を設立し、五感に響くゆたかなライフスタイルとしての漢方を提案。執筆、講師、メディア出演&出稿、商品企画&レシピ提供、新商品の企画コンサルティングなど幅広く活動。著書に『今日からはじめる漢方ごはん ビジネスパーソンのための漢方』(経法ビジネス新書)など。最新刊『季節と暮らす12カ月 漢方養生ダイアリー』が好評発売中。
▶︎きたかまくら日々響 

Photo:Masayuki Furukawa 
Edit:Maiko Mizusawa

 

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