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【ヘアメイクのプロが教えるメンズメイク術2】清潔感のある肌づくりを学ぼう!

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# スーツメイクテク , # スキンケア , # ベースメイク , # メイク , # メンズメイク , # 佐藤敦俊 , # 眉メイク ,

寝不足や疲れで顔色が悪い、クマやニキビ、頬の赤みが気になる…など、男性もお肌の悩みをメイクでカバーできたら…と思ったことはありませんか?肌を整えるだけで清潔感がアップし、好印象にもつながります。メンズ用化粧品も多く出回っている昨今、男性もベースメイクを覚えておいて損はありません。
今回メイクを教えてくれるのは、サロンでのメンズメイクメニュー提案も好評な『アトリエはるか』のヘアメイクアップアーティスト・佐藤敦俊さん。ナチュラルな肌づくりのコツを掴みましょう!

男性もナチュラルな肌づくりで好印象に

メイクのやり方を教わる機会が少ないこともあり、ハードルが高い印象になりがちなベースメイク。メンズの肌づくりのポイントはテカリを抑えたナチュラルな清潔感です。くすみやムラを上手にカバーし、疲れを感じさせない肌を目指しましょう。

今回モデルを務めてくれるのは、はるやま商事PSFA商品部のバイヤー相原さん。肌の状態は悪くありませんが、寝不足によるクマが気になるとのこと。ファンデーションを使った自然な肌メイク&眉メイクで健康的な印象をつくります。

メンズこそ学びたいナチュラル肌のつくり方

<使用アイテム>
■ベースメイク
・化粧水
・保湿クリーム
・日焼け止めクリーム
・毛穴用下地
・リキッドファンデーション
・ファンデーション用スポンジまたはブラシ
・フェイスパウダー(マット系)
・シェーディング用パウダー

■眉メイク
・アイブロウペンシル(グレー)
・アイブロウパウダー(グレー)
・スクリューブラシ

(1)
まずは化粧水でしっかりと保湿する。水分が少ないとテカリにつながってしまうので、ここでは肌がひんやりとするくらいたっぷり付けるのがポイント。こすらないよう、全体になじませる。


(2)
化粧水だけでは水分が蒸発してしまうので、クリームで保湿する。額、鼻、両頬、顎の5点に少量ずつ置き、指の第二関節までを使って全体に伸ばす。


(3)
日焼け止めクリームを手に取り、全体に薄く伸ばす。量はパール粒大くらいが目安。日焼けを防ぐとともにくすみを飛ばし、肌色を少し明るくする。


(4)
毛穴用下地でさらにテカリを防止。額から鼻にかけてのTゾーン、小鼻の周り、頬骨の上などを中心に塗り、肌をなめらかに整える。


(5)
ファンデーションは浮かないように、地肌より少し暗めの色みを選ぶ。色選びの際は頬に付けてみると失敗が少ない。ファンデーションの形状はパウダーよりも自然になじむリキッドタイプがおすすめ。


(6)
頬や額にファンデーションをのせ、スポンジを使ってファンデーションを全体に薄く伸ばしていく。内側から外側に向かって薄く広げていく。より自然になじませたい時はブラシを使うのもおすすめ。


(7)
目元などのクマやくすみが気になる部分にはファンデーションを指で軽く重ねる。


(8)
マット系のフェイスパウダーでテカリを抑える。額や頬などテカリやすい部分を中心に、全体に付けていく。手の甲などで軽くパフを叩いて落としてから付けると、付け過ぎを防げる。


(9)
頬骨の窪みのあるラインから外側にぼかすようにブラシでシェーディングを入れる。ファンデーションよりもやや濃い色のパウダーを使用。骨格にメリハリを付けることで引き締まって見える。


(10)
ベースメイクが完成!肌色や質感が整い、清潔感があってシャープな印象に。


(11)
前回ご紹介した眉メイクテクニックを実践。
グレーのペンシルを使って眉山から先と眉頭を描き足し、全体的に少し太くする。

(12)
グレーのパウダーを使って描き足したラインをぼかす。


(13)
スクリューブラシを上下させ、全体の輪郭を自然にぼかす。

Finish!

肌と眉を整えてグッと大人のビジネスマンに変身!自然な色選び&ぼかし術で「やった感」を出さないのがビジネスシーンにおけるメンズメイクのポイントです。


カノニコグレージュウィンドペンセットアップジャケット(S.ベージュ) ¥19,800

鹿の子ワンピースカラーBDプルオーバーシャツ(L.グレー) ¥4,290

メンズのナチュラル肌づくりのコツは?

✔︎テカリ防止にスキンケアは必要不可欠!
✔︎白浮きを防ぐためにファンデーションは濃い色を選ぶ。
✔︎メイクを“している感”は薄めに、薄くナチュラルに仕上げるのがポイント。

今回使った佐藤さんおすすめのスキンケアアイテムはこちら
・AQX MOISTURIZING TONER ¥4,840
・AQX MOISTURIZING CREAM ¥5,390

工程が多くなるベースメイクですが、ニキビ痕やクマのカバーもできて、やるのとやらないのとでは大違いの仕上がりです。ナチュラルな薄付きメイクからぜひ挑戦してみてください。メイク落としはシートタイプフォームタイプのクレンジングがおすすめです。

次回はビジネスファッションに合わせたヘアスタイリング術を学びます。

佐藤さんが教えるメンズメイク術はこちらもCHECK!
▶︎眉を整えるだけでも印象アップ!


佐藤敦俊(さとう・あつとし)

ヘアメイクアーティストのアシスタントを経て2004年に株式会社アトリエはるかに入社。その後アパレルブランドの専属アーティストとして上海を拠点に中国全土・香港で活躍。アパレル販売員へのヘアメイク研修やイベント、ショー、撮影などに携わる。2015年に帰国。現在はテレビ、広告、セミナー等幅広く活動。

MENS BASE (メンズベース)
メンズの身だしなみメイクを、もっと身近に。
全国の駅ナカ・駅チカに58店舗展開するヘアメイク専門店アトリエはるかのメンズブランド。ビジネスシーン、面接、婚活などの特別な日から、プライベートな日常まで、幅広く男性の身だしなみケアをお手伝い致します。


Hair & Make:Atsutoshi Sato Model:Sho Aihara Photo:Sodai Yokoyama Styling:Maruri Kawakami Text & Edit:Maiko Mizusawa

最終更新日:2021年6月30日

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