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目の痒み&鼻症状にもアプローチ!花粉症対策レシピ『免疫力アップトマトサンラータン』

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春に向けてじわじわと花粉症の気配を感じてくる人も多いのではないでしょうか。目の痒みや鼻水などのつらい症状は体内のバランスが崩れているせいかもしれません。今回は「体の内側から整える、ライフスタイルとしての漢方」を提案する吉田揚子さんに、花粉症対策メニューを教わります。本格的な春を迎える前に、体を整えておきましょう。

花粉症状タイプ別に体の内側からアプローチ!

春先になると花粉症やアレルギー症状に悩む人も増えてきます。
漢方では、なぜその症状が出やすいのかを読み解き、バランスを崩している臓器に注目してアプローチしていきます。今回は、よくある2つの花粉症タイプの改善に役立つメニューを考えました。

目が痒くなり、炎症を起こす人は、代謝や解毒をコントロールする役割を持つ「肝」のバランスが崩れやすいタイプです。春が近づいて「陽」の気が急激に上昇し始めることで、本来「肝」の中に収まっているはずの気血が高ぶり、体の上部に停滞が起きることで、熱が生じて炎症が起きやすい状態になるのです。本格的な春になる前に、「肝」の機能の乱れをしっかり整えておくことで、その後のトラブルをできるだけ抑えていくことができます。「肝」にたっぷりの「血」を満たすことや、「肝」が好む味である「酸味」の食べ物を意識して摂取していくことを心がけて。トマトや酢は、「肝」を補うおすすめの食べ物です。

鼻水やくしゃみが止まらない人は、皮膚や粘膜に関係の深い「肺」のバランスが崩れやすいタイプです。「肺」の機能が乱れると皮膚や粘膜のバリア機能が弱まり、湿気や熱が体内に侵入しやすくなることで鼻水やくしゃみという形で症状として現れてきます。このタイプの場合は、「肺」の好む味である「辛味」の食べ物(にんにく、生姜、スパイスなど)を意識して摂取していくことと、潤った状態を好む「肺」を潤わせる性質のある食べ物(大根、白ゴマ、白きくらげなど)を食べることでバランスをとり、肌や粘膜のバリア機能を強化していきましょう。「肺」を整えることは、免疫力アップにもつながります。

『免疫力アップトマトサンラータン』の作り方

材料(2人分)
・にんにく 大さじ1(みじん切り)
・生姜 大さじ1(みじん切り)
・ごま油 適宜
・豚バラスライス 400g(食べやすいサイズにカット)
・ちんげん菜  2株
・椎茸 薄切り4枚分
・トマトジュース(無塩) 500cc

★調味料
・醤油 小さじ2
・鶏ガラスープの素 大さじ1.5
・天然海塩 少々
・ごま油 小さじ2
・米酢 100〜150cc(好みで調整)
・片栗粉 大さじ1(50ccの水で溶く)
・パセリ 適宜

(1)
にんにくと生姜をごま油で炒める。焦がさないように注意しながら香りを出したら、豚バラ肉も炒める。
 



(2)
トマトジュースを加えて中火で5分加熱して火を通す。ここでしっかり加熱をすることでトマトジュースの酸味を落ち着かせる。




(3)
椎茸とちんげん菜を入れ、★調味料を加えてしばらく加熱。






(4)
味見をして程良ければ一旦火を消し、水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ、もう一度加熱してとろみをつける。


(5)
器に盛り付け、パセリをトッピングしたら完成。


今回のキー食材

トマト:「肝」の働きを助け、解毒作用を高める
:体を温めて血流を改善 
生姜:体を温めて発汗を促す
椎茸:気を補い、体を補強。免疫力アップ

これから始まる本格的な春から初夏にかけて、美味しくいただけるメニューです。
自分の体質タイプにあわせて、食べるものを選ぶことを意識してみてくださいね。


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吉田揚子(よしだ・ようこ)

漢方スタイリスト・文筆家・中医薬膳師。
神奈川県立湘南高校、早稲田大学第一文学部卒業・史学士。
2010年に「きたかまくら日々響(hi bi ki)」を設立し、五感に響くゆたかなライフスタイルとしての漢方を提案。執筆、講師、メディア出演&出稿、商品企画&レシピ提供、新商品の企画コンサルティングなど幅広く活動。著書に『今日からはじめる漢方ごはん ビジネスパーソンのための漢方』(経法ビジネス新書)など。最新刊『季節と暮らす12カ月 漢方養生ダイアリー』が好評発売中。
▶︎きたかまくら日々響


Photo:Masayuki Furukawa 
Edit:Maiko Mizusawa

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