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体の疲れを軽減させる呼吸法のススメ

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# ストレッチ , # 呼吸 , # 呼吸法 , # 姿勢 , # 自律神経 ,

緊張の多い毎日、ご自身の呼吸が浅くなっていることに気づいていますか?
呼吸が浅いと血液の循環がスムーズに行かず、新鮮な酸素を取り込みにくくなるため、疲れやすくなったり、肩こりや腰痛の原因になることも。

そんな忙しいビジネスパーソンにこそ実践してほしい、体の疲れを軽減させる呼吸法をご紹介します。

呼吸の深さは姿勢と心の状態に連動している

呼吸が浅いと、たっぷりと酸素を取り込めず、体が疲れやすくなります。

例えば大切なプレゼンを発表する前や、マラソンなど激しい運動をした後、緊張状態で交感神経が優位になっている場合、息が乱れて早くなっていると思います。反対に、体や心が落ち着いて安定しているリラックス時には、呼吸の速さもゆっくりと安定して繰り返されているはずです。さらに、気持ちが落ち込んで胸がうなだれているときには、どうしてもろっ骨や大胸筋周りの筋肉が縮まり、息を吸いにくい状態になっています。

このように、呼吸の深さは姿勢や心の状態と連動しているのです。

呼吸の質を高める下準備

呼吸が心の状態や体の状態を左右する、ということは、自律神経のバランスにも影響があるということ。忙しい日々を送っていると、なかなか呼吸に意識を向けられないですよね。意識的に呼吸をすることで、呼吸が深くなり、リラックス効果を高めて頭もスッキリ!仕事効率を上げることも可能かもしれません。

早速、普段何気なく行なっている呼吸の質を高める準備をしていきましょう。呼吸に関わる骨や筋肉を少しほぐしてあげるだけでも呼吸のしやすさが変わってきます。

STEP1:鎖骨をほぐす
まずは鎖骨周りをほぐします。
左右の鎖骨の中心に軽く両手をあてて、中心からゆっくりと両端に向かって鎖骨を撫でていきます。
鎖骨はとても繊細な骨なので、力を入れすぎないように注意してください。

STEP2:首をほぐす
ゆっくりと時間をかけながら首を左右にぐるりと回し、首回りを柔らかくします。

STEP3:肩・肩甲骨を回す
大きく肩を回して空気の通り道を広げていきます。
肩を回すというよりも、肩甲骨で大きく円を描くようなイメージで行います。


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質の良い呼吸の仕方

呼吸にもさまざまな方法がありますが、ここでご紹介したいのは、息を吐くこと・吸うこと、この両方に意識をしっかりと向けて、ゆっくりと深い呼吸を取りやすくなる方法です。

まずは、左右のろっ骨に手をあてて、ろっ骨一本一本の間隔がゆっくりと大きく開いていくようなイメージで息を吸います。今度は、吐くごとに一本一本のろっ骨の間隔がゆっくりと縮んでいくようなイメージで呼吸をします。

呼吸をたくさん吸い込もう!たくさん吐き出そう!という意識よりも、ろっ骨の間に新鮮な空気がたっぷりと入っていくようなイメージを持つと実践しやすくなります。

この方法で少し呼吸に慣れてきたら、次に両手のひらを体の前で組み、息を吐くときは背中を丸めながら組んでいる両手を前にやり、背中を大きく伸ばし肩甲骨を開いていくようにします。息を吸うときは背中の後ろで両手を組み直し、肩甲骨同士を引き寄せるようにして、鎖骨を開いていくイメージで息を吸い込んでいきましょう。

オフィスでもこまめに呼吸の時間をつくる

呼吸法はオフィスでも実践しやすいので、意識的に呼吸法を実践する時間をこまめに作っておくと、体のこわばりや脳の疲れ、心のストレスなどを軽減して仕事も捗りそうです。是非お試しください。


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