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大多数が“室内日焼け”している!インドアUV対策と日焼け後のアフターケア

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うっかり忘れがちな“室内でのUVケア”。「外出時は紫外線対策ちゃんとしていたのに、いつのまにか日焼けしていた」なんて経験があるとしたら、室内での日焼けの可能性大。曇りの日でも降り注いでいる紫外線は、しつこ〜く家の中にも入ってきます。美白死守&肌老化対策を徹底したいのなら、今すぐインドアのUV対策を見直して!

室内でも日焼けする!24時間UVカットのインドア対策

インドアでの対策ポイントは4つ。これらを実践して、室内での日焼けリスクを抑えましょう

①室内用日焼け止めはPA重視!
室内にいても、日焼け止めは欠かさないようにするのが一番です。とはいえ、SPF50などの高い数値のものを使う必要はありません。むしろ、毎日塗るものだからこそ、なるべく肌に負担のないものをチョイスしたいところ。

そこで、注目したいのは「PA値」。紫外線には、波長の長いUVA波と波長の短いUVB波がありますが、窓をスーッと抜けて室内に侵入してくるのは、このUVA波です。PA値はUVA波をブロックする数値なので、この数値を見て、室内用の日焼け止めを選ぶのがおすすめ。目安は「PA+++」。UVB波をブロックするSPF値は、30程度あれば十分です。

ですが、何を隠そう、私は肌が弱くて日焼け止めを毎日塗るのに抵抗があるタイプ。私みたいに「自宅にいるときはなるべく日焼け止めを塗りたくない!」人は、UVカット率99.9%の遮光カーテン活用がおすすめです。

部屋の中が暗くなるデメリットはありますが、日差しをシャットアウトしてくれるおかげで、日焼けの心配がなくなるだけでなく、冷房の温度設定を高くしても涼しく感じられるというメリットも!

②UVカット素材の部屋着を上手く活用する!
毎日日焼け止めを塗っていると、どんなに低刺激なものを使っても、やはり肌に負担はかかるもの。少しでも負担を減らすために、活用したいのはUVカット素材の衣類です。長袖のカーディガンは冷房対策にもなるので一枚持っておくと便利。ボディは日焼け止めよりも、UVカット衣類を主体に紫外線対策するのがおすすめです。

③サプリメントも取り入れて内外からのWケア
「絶対に焼きたくない!」人は、飲むタイプの日焼け止めサプリメントを服用するのがおすすめ。最近ではビタミンやコラーゲンなどの美肌成分も一緒に摂れるサプリメントもあり、インナーUVケアをしながら美肌ケアが叶います。

④目からの日焼けを防止!ブルーライト対策
忘れちゃいけないのが、ブルーライト対策。実はスマホやPCから出ているブルーライトでも日焼けするから要注意! ブルーライトカット効果のある眼鏡を着用して、目からの日焼けを防ぎましょう。



全部実践すれば日焼けリスクは相当抑えられるはず。
ただ、全部やるのは大変……という人は、①と②をおさえておけばUV対策は合格ラインです。

「日焼けちゃった!」直後の応急処置とリカバリーケア法

もし日焼けしてしまったら……なるべく早く、冷たい濡れタオルや流水で冷やすこと。日焼けした肌は炎症を起こしている状態なので、まず先に火照りを冷ますケアが大切です。火照りが落ち着いたら、低刺激な化粧水や保湿ジェルなどを優しくなじませ、保湿を行います。この「冷やす+保湿」のセットを、なるべく早く行うか行わないかで肌の回復スピードが変わるため、日焼けしたと思ったらすぐに実行を。

翌日からはビタミンC誘導体配合の化粧水を使うなどして、美白ケアにシフトチェンジ。最低でも4週間は美白化粧品を使い、アフターケアに努めましょう。

日焼けダメージは、将来のシミ・シワ・たるみに直結するおそろしいもの。すなわち、UV対策は老化対策です。エイジングサインを寄せ付けないためにも、日焼け予防は365日24時間、外でも中でも徹底を!

馬場さおり

予防美容家・ライター。
予想医学エデュケーター、ダイエット検定1級、アロマテラピー検定1級、コスメコンシェルジュの資格を持つ。予防医学の知識を活かし、健康と美容分野において執筆、女性誌やWEBなどメディアへ出演多数。法人向け美容セミナー「正しい洗顔」「素肌がキレイに見えるベースメイク」では20代~70代まで幅広い世代に反響を得ている。

最終更新日(2021.08.06)

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